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「いま、なぜ、グローバルサウスが重要か」
ジャーナリスト 脇祐三氏 日本記者クラブ 2023.05.11
慌ただしいG7でしたが、あれは何だったのかという私の問いに脇祐三氏のお話がとても参考になりました。
グローバルサウスの明確な定義はないそうですが、脇祐三氏によると、かつての南北問題に関する用法、先進国と発展途上国という捉え方はもはや違うようです。
西側諸国にとって、世界の中心は地中海、その世界地図によると世界の北のほうに多い先進国&日本がGlobal North。
冷戦期、東西の政治軍事対立と、途上国の援助という陣取合戦は重なっていましたが、経済グローバル化で援助より直接投資の時代となり、Global South各国が競争となり、総称の意味が薄くなった…。
再度、注目を浴びたのはCOP、気候変動問題でした。
南北の、「共通だが差異ある責任」を原則とする気候変動対応で、先進国への要求を強めるGlobal South。
産業革命以来、圧倒的にCO2を出してきたのは先進国なのだから、CO2を抑えるのであれば、先進国が相応の負担を負うのは当然という主張。
カーボンニュートラルの目標は、先進国が2050年、インドは2070年と宣言。
国際関係に関する最近の用法としては、
ウクライナ危機に伴い、
日豪含む広義の西側諸国(Global West)が結束を強め反対する中、新興国、途上国の大半は、
西側が主導する対露制裁に加わらず、中国との対立も避ける。
南北の意味ではなく、Global Westと違う対応をしているASEAN、インド、トルコ、サウジアラビア、UAE中東産油国、(ブラジル?)これらの国々を広義のGlobal Southと総称しているというのが脇祐三氏の定義でした。
例えば、インドは、人口では中国を抜き、GDPでは、かつての宗主国英国を抜きました。
インドは、QUADのメンバーではあっても、軍事面では、アメリカ側ではない。
モディ首相は、1/12〜1/13「Voice Of Global South」を開催し、多くの途上国の首脳にむけ
「あなたたちの声をインドの声に、あなたたちの優先事項をインドの優先事項にする、G20議長国としてめざすのは、Global Southの声を増幅すること」と発言。
アメリカを中心とした既存の世界秩序が崩れようとしているパラダイムシフトにおいて
Global Southが志向していることのひとつは、過去数十年において、自分たちが成長してきた成長に見合ったグローバルポジションを得ること。
Global Southは、「中立」「双方から距離を置く」ではなく、
ケースバイケースで、自国に利(価値観ではない)があるなら誰とでも連携。
各国の行動様式や発想は一様ではないが、
各国の優先事項が経済なら経済に利する相手と連携する。
当然といえば当然のような…。
パラダイムシフトは確実におきていると、感じます。
パラダイムシフト:paradaigm shift その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。wikipedeaより
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労使協定 |
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