作成日:2024/04/09
キャリアオーナーシップT
2018年7月大雨災害で、呉市が一時、陸の孤島になったことがあります。
当時、私は、キャリアコンサルタントの講座を受講していました。対面授業が何回かあり、2回欠席すると、受験資格自体を失うというルールがありました。
呉から広島まで、車で通っていましたが、
天応地区の土砂崩れで、どのくらいの期間だったか、JR、国道は不通となりました。
しかし、キャリコン受験資格有無の欠席ルールは、絶対でした。私は養成講座本部に「人の命よりルールが重要なんですか」と猛抗議し、やっと1回は、欠席カウントから外してもらいました。実際、休んだのは2回で済みました。
(あのときは、驚異的な短期間で、天応地区に迂回路を作っていただきました。ありがたかったです。)
東京のエラい人たちは、地方のことをよく知りません。NHKのテレビでもあまりやりません。
いろんな場面で、東京と地方の格差を感じます。
翌2019年、台風15号が千葉県を直撃しました。このとき、キャリコン講座本部は、早めに、講座の休講を決めたそうです。
たまたま、2018年の担任講師と会ったとき、あなたの抗議があって、早めに対応できたと感謝されました。
それはよかったですねと答えましたが、私は被害が、東京に近かったことも大きいと思っています。
(思い出しましたが、私の抗議の後、規約を少し変えたとか何とか…。そうすると、そのように動いてくれた人がおり、私が1ヶ月ぶりかに講座に出席したとき、お見舞いの言葉をかけてくれたり、温かく迎えてくれた同期がおり…。忘れていました。ごめんなさい。改めて感謝です。)
それはともかく、
ナンシー・K・シュロスバーグ氏の転機について復習してみたいと思います。
人生を様々な転機(トランジション)の連続であると捉えました。
転機には、
イベント型とノンイベント型があり、
別の言い方をすると
1.予期したことがおこる 例えば、就職、結婚…
2.予期しないことがおこる 例えば、病気、親族の死…
3.予期していたことがおこらない 例えば、希望した会社に就職できなかった、結婚できなかった…
私は、
特に、3の「予期していたことがおこらない」が、過去を振り返ると多々ありました。甘い見通しで走り出し、挫折感いっぱいでした。
しかし、転機と考えると、違ってくるなと思います。
初めてこの理論を知ったとき、そのつい口ずさみたくなるシュロスバーグという名前とともに、面白い捉え方だなと新鮮に感じたことを覚えています。
続く