お知らせ
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作成日:2023/07/09
ペシャワール便り



ペシャワール会の会報が届きました。
テレビ報道では、タリバン政権下の女性の就労や教育の制限を巡って
欧米の批判があり、経済制裁は今も続いています。

ペシャワール会は、アフガニスタンのことはアフガニスタンの人々が決めるという前提のもとに活動しています。
政治的な問題には立ち入りません。
アフガニスタンの人たちが、自給自足ができるような支援をめざしています。

今なら、HPで、活動報告を観ることができます。

アフガニスタンは、40年もの長い間紛争にさらされ、干ばつは厳しさを増し、食糧不足は深刻です。

その中でも、ペシャワール会の灌漑事業は、バルカシコート堰、バラコット堰、用水路
マルワリード堰、用水路改修計画、そして、維持管理を地元住民が自主的に行い、少しずつ進めています。

農業事業では、中村医師はサツマイモの栽培を試されました。
しかし、種芋が越冬できず、また、ネズミに食べられ、失敗しました。

2022年度、何度も挑戦し、成功、収穫時には、みんなで焼き芋にして食べたそうです。

アフガニスタンの人たちも甘くて美味しいと気に入り、つるを持って帰り、普及に努めているそうです。
少し、ほっこりします。

ネズミ対策に、ガンベリ農場で猫を飼い始めたそうです。

効果は不明。

というのも、ガンベリ農場には公園があり、中村医師を慕う現地ペシャワール会職員のベラさんが隅々までメンテナンスをし、春には、多くの花が咲き乱れ、地元の人たちの憩いの場所となり
猫に餌をやってしまうのだそうです。
なので、猫たちは、ネズミを捕獲する必要がないのだとか。

アフガニスタンの人たちは、花好きで、ガンベリ公園には、バラが咲き乱れています。
アフガニスタンは、乾燥しているからか、病気が少なく、バラの栽培が容易なのだそうです。

 内容引用:ペシャワール会報No.156  ペシャワール会 HPより





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