お知らせ
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作成日:2022/10/05
少子化についてT



厚生労働省の人口動態統計速報値によると、
2022年上半期の出生数は、38万人台と始めて40万人を下回ったということです。
(あるシンポジウムで指摘され、驚きました。)

そこで
山田昌弘中央大学教授のお話(8月26日日本記者クラブ)

45歳以下の人で、結婚して離婚せず、子どもをもって老後を迎える人は、今のままでは、4割強と推定されるということです。
つまり、昭和型の家族モデルは少数派となり、その少数者を前提に社会保障が構築されているということです。

社会保障の基礎は「連帯」
経済学(損得・個人主義)と法学(ルール)だけでは社会はまわらないということで出てきた視点が社会学です。
近代社会は、基本的に「家族」と「国家」に依存している。
家族なら、国家なら、自分の生活を犠牲にしても分け与えることができる…

しかし、全ての人に共感していては身がもたない。
それで、これを越えれば、同情しなくていいという壁を作る。

強力な壁は、家族や国民、弱い壁は、親戚、近隣の人、友人、地域。

全ての人に家族がいて、経済的に安定し、つまり、経済成長(政府財政が健全)していれば
助け合いができる。

現在、おきていることは、家族格差という現実。

家族幻想は強力なのだけれど

@家族が存在しない。
A家族がいても全員を助けられるほど、強くない。
   共倒れ危機
B家族を辞める選択枝(家族とみなさない)

こんな現実がおきているということです。

思い当たることが多いです。




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