作成日:2022/08/31
エネルギー問題V
エネルギー問題の続き
さらに深掘りすると三つの問題があるそうです。
@ 需要サイドからのアプローチに欠ける。
A セクターカップリングの視点に欠ける。
日本は最初から電力、非電力と分けて考えているが、
電力⇒熱、電力⇒交通と柔軟に無駄なく融通する方向を考えなくてはならない。
セクターカップリングとデジタル化の進行で余剰電力をうまく使いコストダウンさせる。
B 「地域」の重要性に目を向けていない。
このままだとイノベーション頼りだから、担い手は大企業と限定されそうだけれど
中小企業もサプライチェーン全体が脱炭素化を迫られる。
実は、2022年4月28日時点で、
696自治体がゼロカーボンシティの意思表明するも大半は具体的施策を模索中…
コミュニティベースのカーボンニュートラルを進めるには
スマートメーターで電力需要の情報を集め、AIで全体最適を考え送電するVPP(バーチャル・パワー・プラント)が必要。創電、蓄電、節電
全体最適を考えるAIと、メーターの個人情報を守るブロックチェーンの技術…これこそ、自治体の役割とのこと。
壮大ですが、すぐにでもやらなくてはならないことのようです。
確かに呉市のHPをみると、ゼロカーボンシティの意思表明をし、2050年を目途に何かしようとしているみたいです。
全体最適…いまのところ、そこまで市民意識は醸成されていない感じ、まずそこからかなと個人的に思います。
電力不足、カーボンフリーは待ったなしなんですけど。
9月のSDGs経営体験講座
9月22日(木)13:00〜
お申し込みはお問い合わせページから