作成日:2022/08/24
エネルギー問題T
橘川武郎国際大学副学長のお話(日本記者クラブ6月29日)
ウクライナ問題でわかったこと
日本のエネルギー自給率が低いことが問題(自給率11%)
再生可能エネルギーを進めなければならない
今からやっても10年かかる
日本のエネルギーのロシア依存度は、石炭11%、原油4%、天然ガス9%
ではどうするか
石炭の脱ロシア化、新たな輸入先はみつけやすい。
原油は、中東に限られ、OPECプラスの枠組みにロシアも含まれる。
天然ガスは、契約形態(長期契約とスポット契約)が問題で輸入コストが大幅に上昇しそう。すでに争奪戦が始まっている。
原発も短期的といっても、すぐに稼働できるようなフレキシブルなものではなく、
長期的には、軍事リスク(送電線をやられたらだめ)にもなる。
結局、石炭火力に助けられている
既設設備を使うしかない
COP26では、日本は一番現実的なことをいったが、評価されなかったのは、石炭火力をいつやめるかいわなかったから。
確実にいつやめるか、国際社会に明示しなければならない。
2040年が現実的ではないか(fade down)
とても勉強になりました。長文につき、次回に続きます。
VUCAの時代といわれて久しいですが、まさに、世の中いろんなことがおこり、
そして、生きていれば当たり前に日常がある。
長く暑い夏も、夕暮れは確実に早まりました。
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