作成日:2022/04/27
バルカシコート堰完成!
ペシャワール会報が送られてきました。
中村医師逝去後、PMS(平和医療団・日本)の職員たち自らの手で設計・建設したバルカシコート堰が、2月に完成したとのことです。今回の工事で、1年を通して安定した取水が可能となります。
昨年8月の政変後も、現地スタッフのもと、PMSの活動は進められています。
マルワリード用水路の水を利用しているガンベリ流域の住民たちは、昨年11月、ガンベリを横断する用水路3キロを1日かけて浚渫したそうです。
用水路の恩恵を受けるナンガラハル州のシェイワ郡、ベスート郡、カマ郡では、2021年の春には小麦、秋には稲刈り、トウモロコシ、柑橘類が実ったそうです。
しかし、他の地域では、大干ばつが続いています。
さらに、経済制裁により、PMSの活動資金の2割程度しか送金できない状態です。
現地スタッフの給料も払えず、食糧支援もままなりません。
それでも全員が黙々と働き続けているということです。
(ペシャワール会報No.151より一部抜粋)
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