新中社会保険労務士事務所

個人ごとで恐縮ですが、
今年から始めたマイプロジェクト、ダイエット計画が、本日、達成されました。
健康診断で、前年度より、体重が減っていて、保健師さんに逆に心配されました。
約２カ月で5キロ減量できました。
小さな成功体験を喜び、自己承認します。
（通常、振り返り、次のステップといくところです）

気をよくした私は、帰りがけ、併設されている図書館に寄ってみました。

小雨の日、小雪がぱらつく日、寒風吹きすさぶ日、ジョギングしながら、しきりに、20代で読んだ「イワン・デニーソヴィチの一日」を思い出していました。
極寒の収容所でのイワン・デニーソヴィチ・シューホフの朝5時から就寝までを描いた小説です。
昼間でもマイナス何十度の中、ブロック積みの作業に熱中し、汗ばみ、寒さなど感じなくなり…（逆にいえば、そうしないと生きていけないという極限の状況）過酷な状況なのですが、繰り返し、思い出されるのです。
作者ソルジェニーツィン氏の経験を基にしており、氏は、後にノーベル文学賞を受賞しています。
氏の人生は波乱万丈で、2008年に89歳で亡くなられています。
氏が生存しておられたら、今の世界をどう思われたでしょうか。

夕方、すでに習慣となったジョギングにでかけました。
結果を出し、プレッシャーから解放され、自由な気持ちで、心から走ることを楽しみました。
コースである鏡のように穏やかな瀬戸内海を横目に走りながら、私は、私なりの小さな幸せを嚙み締めました。
願わくば、世界中、すべての人が幸せでありますよう。